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雄英美装のブログ
新年度を気持ちよく迎えるために|オフィス・店舗の「定期清掃契約」という選択肢
はじめに
オフィスや店舗の清掃を外部に依頼する際「必要になったら業者に清掃を依頼する」という方もおられるかと思います。物件が1つで、清掃の頻度もそれほど高くなければ、それで問題ないかもしれません。ただ、管理する物件や清掃の回数が増えてくると、この「その都度手配する」やり方に限界を感じる場面も出てきます。
実際、施設担当、店舗責任者の方の中には「毎回依頼する清掃業者を探すのが手間」「前回と違う業者に依頼したら仕上がりにバラつきがあった」などの清掃の手配や品質管理に悩まれている方も少なくないようです。
こうした方におすすめしたいのが、「定期清掃契約」です。物件の種類や清掃の頻度によっては、同じ清掃業者と長期契約を結び定期的に清掃を依頼する方が、品質やコストの改善につながる場合があります。
本記事では、建築美装の現場に長年携わってきた私たち雄英美装が、美装職人の観点で清掃の単発依頼(スポット依頼)で起きがちな課題と、定期清掃契約で何がどう変わるのかを解説します。現状の清掃体制の見直しを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
スポット依頼で感じやすい3つの悩み
単発での清掃依頼は、必要なときだけ頼めるという点で手軽な方法です。ただ、管理する物件や清掃の頻度が増えてくると、次のような手間や悩みが出てくることがあります。
1. 毎回業者を探す手間がかかる
まず、清掃業者を選定して依頼する手間がかかる点です。 清掃が必要になるたびに業者を探し、見積もりを依頼し、スケジュールを確認して日程を調整する。複数社から見積もりを取り寄せて比較するとなれば、さらに多くの時間がかかります。
しかも、良さそうな業者が見つかっても、希望の日時に予約が取れるとは限りません。特に年度末や大型連休前といった繁忙期は、どの業者もスケジュールが埋まりやすく、「頼みたいときに頼めない」という状況が起こりがちです。結果として、日程の合う業者を優先せざるを得ず、仕上がりや費用の面で妥協することにもなりかねません。
2. 清掃の品質にバラつきが出やすい
清掃業者といっても、技術やサービスの質はさまざまです。毎回信頼できる業者が見つかれば問題ありませんが、前述のようにスケジュールの都合で希望する業者に依頼できないケースは少なくありません。そうなると、これまで依頼したことのない、実績の分からない業者に任せることになります。
この場合、一から別の業者を探すことになりますが、ホームページや見積書だけで仕上がりの品質まで見極めるのは簡単ではありません。実際に作業してもらうまで分からない部分が多い以上、終わってみたら思っていた仕上がりと違ったということになってしまう可能性もあります。
3. 年間コストが把握しにくい
スポット依頼は1回あたりの費用は明確ですが、年間を通して見ると清掃にかかったコストの総額が把握しにくいのが難点です。 清掃が必要になるタイミングや依頼する業者もその都度異なるため、「今年、清掃にトータルでいくらかかったのか」が振り返りにくく、翌年の予算にも反映しづらくなります。必要に応じて突発的に清掃を依頼しているうちに、気づけば想定以上のコストになっていた、ということも起こりえます。
定期清掃契約が解決策になる理由
前章で挙げたような手間や悩みに心当たりがある方は、「定期清掃契約」が解決策になるかもしれません。ここでは、定期契約にすることで具体的に何が変わるのかを整理します。
1. 業者を選定する手間を減らせる
あらかじめ定期契約を結んでおけば、清掃が必要になるたびに一から業者を探す必要がなくなります。スケジュールに基づいて計画的に清掃が行えるため、手配や調整の負担の削減につながります。あらかじめスケジュールが確保されているため、繁忙期に「どこも予約が取れない」という事態も避けられ、計画的に清掃を組み込みやすくなるでしょう。
2. 同じ業者が担当するから品質が安定しやすい
定期契約では、清掃のたびに業者が入れ替わるのではなく、毎回同じ清掃業者が同じ現場を継続して担当します。業者が変わるたびに「どんな人が来るのか」「仕上がりが読めない」と不安に感じることも少なくなるでしょう。
また、同じ業者が継続して担当するため、「ここはもう少し丁寧にしてほしい」「この時期はこのエリアを重点的に」といった要望を直接伝えやすく、次回以降の清掃に反映してもらいやすいのも利点です。
3.年間の清掃コストが明確になる
定期契約では年間の清掃スケジュールと費用が事前に決まるため、予算の中に清掃コストを正確に組み込めます。「予定外の清掃で予算をオーバーしてしまった」といった事態も防ぎやすくなるでしょう。
また、継続契約の場合はスポット依頼と比べて単価が割安になりやすいです。定期メンテナンスで汚れがひどくなる前に対処できるため、1回あたりの作業負荷も下がります。こまめに清掃するほうが、汚れてから清掃するよりもトータルコストは低くなる傾向があります。

定期清掃契約は建物の資産価値も守れる
ここまでは、業者選定の手間・清掃品質の安定・コスト管理という3つの面から定期清掃契約のメリットを解説してきましたが、定期清掃契約にはもうひとつ大切な役割があります。それは、建物の資産価値を長期的に守る「予防メンテナンス」としての役割です。
汚れの放置は、建材そのものを傷める
建材の汚れは見た目だけの問題ではありません。放置するほど素材を侵食し、その分だけ清掃の難易度やコストが上がってしまいます。たとえば、エントランスや共用部に使われることの多い石材の床に酸性の汚れがつくと、時間が経つほど表面を溶かし、本来の光沢を失わせてしまいます。カーペットに染み込んだ汚れは繊維そのものを劣化させ、洗浄するだけでは元に戻らなくなります。
汚れが表面に付着しているうちは通常の洗浄で対処できますが、数ヶ月放置すると素材の内部にまで浸透し、専用の薬剤や機材が必要になります。さらに長期間放置すれば素材そのものが劣化し、洗浄では回復できず、交換や再施工が必要になるケースもあります。
定期的にプロが手を入れることで、こうした「回復に時間やコストがかかる段階」への進行を食い止めやすくなります。
清掃が「建物の健康診断」になる
同じ清掃業者が定期的に現場に入ることで、「前回にはなかった変化」に気づきやすくなります。たとえば、以下のような汚れはプロが定期的にチェックすることで、早期の段階で見つけやすくなります。
- 排水口の流れの悪化
- 壁のひび割れ、シーリング材の劣化
- カビの初期発生
こうした小さな兆候は、なかなか気がつきにくく、日常の清掃だけでは改善することも難しいものです。目視で気づく頃には、すでに修繕が必要な段階にまで進行しているケースも少なくありません。
定期清掃では、清掃中に気づいた異変を作業報告とあわせて伝えてもらえる場合がほとんどです。早い段階で情報を共有し対処することで、大がかりな修繕に発展する前に手を打つことができ、結果として費用も抑えることができます。ただ清掃をするだけでなく「建物のメンテナンスパートナー」として物件の状態を見守るというのも定期契約ならではの役割と言えるでしょう。
建築美装のプロとして、雄英美装ができること
雄英美装は、神戸を拠点に関西一円で建築美装とハウスクリーニングを手がけています。新築・リフォーム後の仕上げ清掃で培った技術と経験を、オフィス・店舗・商業施設の定期清掃にも展開しています。
- 無垢材、天然石、ステンレスなど、素材ごとに洗剤や技法を使い分け、建材を傷めない清掃を徹底
- 年間200件以上の現場をこなす経験豊富な美装職人が継続的に担当
- 月1回の定期清掃から、季節ごとの重点清掃まで、清掃箇所・頻度・予算に応じた柔軟なプランを設計
建物の用途や規模、現在の清掃頻度によって、最適な清掃体制は異なります。まずは現在の清掃体制をお聞かせください。建物の状況を確認した上で、定期契約が合っているかどうかも含めてご提案いたします。
まとめ
本記事では、スポット清掃で起きがちな課題と、定期清掃契約で何が変わるのかを美装職人の視点から解説しました。
定期清掃契約は、単に「掃除を外注する」ための仕組みではありません。信頼できる清掃業者に継続的に任せることで、これまで清掃の手配や品質管理に割いていた時間と労力を、施設管理における本来の業務に集中させることができます。さらに、プロの目で建物の状態を定期的にチェックすることで、劣化や不具合の兆候にも早い段階で対処できます。
清掃は、汚れてから対処する「事後対応」よりも、汚れを溜めない「予防」の方が、品質・コスト・建物の寿命のいずれにおいても効率的です。新年度を気持ちよく迎えるために、今このタイミングで清掃体制を見直してみてはいかがでしょうか。
オフィス・店舗・商業施設の定期清掃契約は、雄英美装にご相談ください。
まずは現場の状況を確認させていただき、清掃箇所・頻度・ご予算に応じた最適なプランをご提案いたします。「今の清掃体制が適切なのか分からない」「定期契約にした場合の費用感を知りたい」といったご相談だけでも構いません。
現地調査・お見積もりは無料です。お気軽にお問い合わせください。