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雄英美装のブログ
はじめに
不動産の売却や賃貸募集を検討されている方にとって、「いかに早く、いかに良い条件で成約できるか」は最も重要な課題のひとつではないでしょうか。
中古物件を購入する際、買い手の判断を左右する大きな要素が「内見時に感じる物件への印象」です。たとえ新しくない物件でも、内見時にキッチンや浴室が清潔で窓ガラスが透明感を保っていれば、物件全体の印象は驚くほど良くなります。逆に、たとえ築年数が浅くても、水垢やカビ、曇ったガラスが目に入れば、「古い」「手入れされていない」という印象を与えてしまいます。
本記事では、不動産売却や賃貸物件の経営に携わる方に向けて、売却前・入居者募集前のハウスクリーニング・空室清掃が「投資」として賢い選択である理由をハウスクリーニング・建築美装(新築・リフォーム後の仕上げ清掃)の専門家である美装職人の観点から解説します。
プロのハウスクリーニングが資産価値を最大限に引き出すための手段としてどのように活用できるのかを詳しくご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
内見時の「第一印象」が成約を左右する
不動産の購入や賃貸契約の内見の際、買い手や借り手はさまざまな視点から物件を評価しますが、最終的な決断を左右するのは、実は最初の数分間で得られる「第一印象」であることが少なくありません。
買い手・借り手が無意識にチェックしているポイント
内見に訪れる方は多くの場合、間取りや立地条件といった事前情報を把握した上で物件を見に来ています。だからこそ、現地で感じる「見た目」「におい」「明るさ」「清潔感」といった数値化できない感覚的な情報が、最終的な判断を大きく左右します。
こうした物件の印象に影響が大きいのは主に以下のような箇所です。
- キッチン・浴室・洗面台などの水回り
水垢、カビ、排水口のぬめりなど、水回りの汚れは生活感が最も出やすい部分です。清潔であれば「きちんと管理されている物件」という印象を与え、汚れていれば「前の住人の生活の跡」を感じさせてしまいます。 - 窓ガラスとサッシ
窓ガラスの透明感は、室内の明るさや開放感といった物件の印象に直結する部分です。曇ったガラスや汚れたサッシは、部屋全体を暗く狭く見せてしまいます。 - 床・壁
フローリングのくすみやクロスのシミは、物件の「古さ」を強調してしまいます。清掃によって本来の色味や光沢を取り戻せば、築年数以上に新しい印象を与えることができます。 - 室内のにおい
カビ臭さや生活臭は、視覚以上にネガティブな印象を与えることがあります。においは記憶に残りやすく、物件全体の評価を下げる原因になりかねません。
「なんとなく良い」という感覚が成約を後押しする
買い手や借り手は、必ずしもすべてのポイントを言語化して評価するわけではありません。むしろ、「なんとなく明るい」「なんとなく清潔」「なんとなく心地よい」といった漠然とした好印象が、成約への後押しになります。
裏を返せば、「なんとなく暗い」「なんとなく古い」という印象を持たれてしまうと、どれだけ条件が良くても成約には至りにくくなります。
内見時の印象は、物件そのものの価値と同じくらい重要な要素だと言えるでしょう。
「現状渡し」が機会損失につながる理由
不動産売却において「現状渡し」という売却前の清掃やリフォームなどに費用や手間をかけず、現在の状態のまま物件を引き渡すケースが多く見られます。
「クリーニング費用を節約できる」「どうせ買主がリフォームするなら無駄になる」「時間をかけずに早く手放したい」
こうした理由から、現状渡しは一見合理的に思えるかもしれません。しかし、この選択にはいくつかのリスクが伴います。
生活感が残る物件は「値引きの材料」になりやすい
買い手は内見時、物件の状態を細かくチェックしています。水回りの汚れや窓ガラスの曇り、床のくすみなど、清掃で改善できる部分であっても、買い手にとっては「リフォームや清掃にお金がかかりそう」という印象につながります。
その結果、「この状態なら〇〇万円は値引きしてほしい」という交渉の材料にされてしまう場合があります。実際の清掃費用は数万円程度で済む場合でも、買い手の印象に基づく値引き要求は数十万円に及ぶこともあります。
成約までの期間が長引くおそれがある
汚れた状態の物件は、内見者に「他にもっと良い物件があるかもしれない」と思わせ、検討段階で候補から外れやすくなります。
成約までの期間が長引けばその分、維持費や固定資産税などのコストがかさみます。賃貸物件であれば空室期間が長引くほど、機会損失は大きくなってしまいます。
写真映りの悪さがWeb集客に影響する
近年では、物件探しの入り口はインターネットが主流です。そのため、ポータルサイトに掲載される物件写真の印象も、内見予約の数を大きく左右する重要な要素です。
汚れやくすみが目立つ写真では、そもそも内見の候補にすら入らない可能性があります。反対に、清潔感のある写真は閲覧数や問い合わせ数の増加につながります。
このように、「現状渡し」で費用を抑えたつもりが、結果的に大きな機会損失やコスト増加を招いてしまうケースは少なくありません。
売却前の美装=物件を「商品化」する工程
そこで検討していただきたいのが、プロによるハウスクリーニング・空室クリーニングの実施です。 自分で掃除するよりも費用はかかりますが、専門的な技術と道具を使った美装は、物件の印象を大きく変える力を持っています。
不動産売却や賃貸募集において、プロによるハウスクリーニングは単なる「掃除」ではありません。それは、中古物件を市場に出すための「商品化」のプロセスです。
ここからは、私たち雄英美装が実際にどのような技術と工程で物件を「商品」として仕上げているのかをご紹介します。
「洗い屋」の技術で物件を磨き上げる
雄英美装は、ハウスクリーニング・建築美装の現場で培った「洗い屋」としての高い技術と実績を持っています。新築物件の引き渡し前清掃で求められる高い基準を、中古物件の売却前清掃にも適用しています。
私たちの強みは、建材や素材の特性を理解したうえで、その美しさを最大限に引き出す技術にあります。単に汚れを落とすだけでなく、築年数を感じさせない「清潔感」を演出することが、美装職人の仕事です。
重点的にクリーニングすべきポイント
売却前・賃貸募集前の美装では、買い手・借り手の視線が集まる箇所を重点的にクリーニングします。
- キッチン
シンクの水垢、コンロ周りの油汚れ、レンジフードの内部など、使用感が出やすい部分を徹底的に清掃します。ステンレスの光沢を取り戻すことで、「古いキッチン」から「清潔なキッチン」へと印象が変わります。 - 浴室
鏡のウロコ汚れ、タイルの目地のカビ、浴槽のくすみなど、水回り特有の汚れを除去します。特に鏡の透明感は浴室全体の清潔感を左右するため、専用の研磨剤を使って曇りを取り除きます。 - 窓ガラス・サッシ
窓ガラスの透明感は、室内の明るさと開放感に直結します。サッシレールの汚れも丁寧に除去し、窓を開けた際の印象も良くします。 - トイレ・洗面台
便器の黄ばみ、洗面ボウルの水垢、鏡の曇りなど、細部まで清掃します。トイレや洗面台は毎日使う場所だからこそ、清潔感が重視されます。 - 床・フローリング
くすんだフローリングを洗浄し、本来の色味と光沢を取り戻します。床が明るくなるだけで、部屋全体の印象が大きく変わります。
(関連記事:「美装職人」が行う退去前ハウスクリーニングや空室クリーニング(空室美装)が選ばれる理由)
築年数より「清潔感」が成約を左右する
築年数は変えられませんが、清潔感は取り戻すことができます。プロの美装によって物件を磨き上げることで、「古いけれど手入れが行き届いている」「大切に使われてきた」という印象を与えることができます。
これが、中古物件を「商品」として市場に送り出すための準備、すなわち「商品化」なのです。

売却前クリーニングを「コスト」ではなく「投資」として考える
売却前のハウスクリーニングを「コスト」と捉える方もいらっしゃいますが、長い目で見たときの「投資」として捉えることが重要です。
物件価値を守ることにつながる
一般的な中古マンションや戸建ての売却前クリーニングは、数万円から十数万円程度で実施可能です。物件の広さや汚れの状態によって変動しますが、決して高額な費用ではありません。
一方、清掃されていない状態で内見を行った場合、買い手からの値引き交渉は数十万円から百万円単位に及ぶこともあります。「この汚れを落とすためにリフォームが必要」「入居前にクリーニングを入れなければならない」といった理由で、大幅な値引きを求められるのです。
このように考えると、清掃費用は物件価値を守るための必要経費であり、結果的に大きな損失を防ぐことにつながります。
空室期間の短縮につながる
賃貸オーナーにとって、空室期間は直接的な収益減少を意味します。1ヶ月の空室は、家賃1ヶ月分の損失です。だからこそ、空室清掃を丁寧に行い、次の入居者が決まりやすい状態を整えることが重要です。
清潔感のある物件は、内見から成約までの期間が短くなる傾向があります。早期成約によって空室期間を短縮できれば、その分の家賃収入を確保できます。
クリーニング費用を空室期間短縮のための投資と考えれば、十分に元が取れる計算になるのです。
問い合わせ数の増加が期待できる
前述の通り、物件探しの入り口はインターネットです。美装後の物件は写真映りが良くなり、ポータルサイトでの閲覧数や問い合わせ数の増加が期待できます。
より多くの内見予約を獲得できれば、より良い条件での成約につながる可能性が高まります。
まとめ——大切な資産を次の方へ引き継ぐために
本記事では、不動産物件の売却前・入居者募集前のハウスクリーニング・空室清掃が「投資」として賢い選択である理由について解説しました。
不動産は、多くの方にとって大きな資産の一つです。その大切な資産を売却したり、次の入居者に引き継いだりする際に、その価値を最大限に発揮した状態で送り出すことは、売主・オーナーとしての責任であり、同時に賢明な選択でもあります。
売却前のハウスクリーニングは、単なる掃除ではありません。それは、物件の潜在的な魅力を引き出し、市場価値を最大化するための戦略的な投資です。大切な資産の価値を守るために、プロの美装で物件を「商品」として磨き上げ、最良の条件での成約を目指しましょう。
売却前・入居者募集前のハウスクリーニングでお悩みの方は雄英美装にお問合せください。建築美装の現場で培った技術と経験を活かし、中古物件を「商品」として磨き上げるお手伝いをしています。不動産売却を検討されている個人の方から、賃貸物件の空室清掃にお悩みのオーナー様、不動産仲介業者様まで、幅広くご依頼をいただいております。「少しでも高く売りたい」「空室期間を短くしたい」「内見時の印象を良くしたい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。プロの美装で、大切な資産の価値を高めるお手伝いをいたします。